2008年3月15日土曜日

責任回避?

筆者のオフィスの近くにある全日空ホテルの六本木通り側にあるエスカレータが雨天には下の写真のような看板が立って運転停止となる。
看板には「雨天による安全確保の為 停止中」と書いてある。
このエスカレータはホテル敷地内にあるようなので公道ではなく、ホテルの2階部分や赤坂アークヒルズへ誘導するための私道かも知れない。
そうだとすればホテルが自由に運転停止にすることは合法的だろう。
しかし、このエスカレータを便利に使わせて頂いている通行人の立場から見ると、「雨天のときには横の階段はステップが濡れていて大変危険なのだ。いつも滑 らないように恐る恐る階段を下りているのは私だけではない。こんなときこそエスカレータの方が安全なのに」とホテルの仕打ちを恨んでいる。

エスカレーター
(写真は雨が止んでもまだ運転が再開されないエスカレータと会談を降りる通行人)

管理側にもいろいろ言い分はあるだろう。
しかし、「雨天は足を滑らせて危険だ。が、もし、階段なら通行人の責任となるが、エスカレータ上の事故だと管理責任が問われる。くわばらクワバラ」とエスカレータを運転停止にしているのではないだろうか。世の中こういう事例が多い。

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