2008年7月31日木曜日

グラスワイン一杯3万円

赤坂の大評判のパン屋さんの階上にあるカフェというのかレストランなのか、とにかく、あのロマネコンティを一杯3万円で飲ませると言う。
一杯3万円じゃなかなか売れなくれ、飲み残しが大問題じゃないですか?と野暮な質問をすると、「大体1週間で一本開きますから」と平然としたものだ。技術的には1年間は質が低下しない工夫が出来ていると胸を張る。
ロマネコンティと言うと面白い経験がある。インテル時代に上場で大金持ちになった人が「西岡さん、ロマネコンティを飲みにおいで」とオフィスに誘って頂いたので、高校の先輩の有名N教授と二人で飲みに行った。
素晴らしいオフィスで彼が振る舞ってくれたのがロマネコンティのプレミアム物(ワインの分からぬ当方は年代も憶えていない)とそれよりはちょっと若いのとオーパスワンの3本でビンテージや詳細は何にも憶えていないが、オークションで競り落とした値段が計200万円だったそうな。
ワインの分からぬ僕でも「とにかく、美味しい」ことは分かりました。ところがN教授は大のワイン通で、「旨い! 西岡君、君はワインが分からんと言ってたね。これ勿体ないから飲むな」だって。一年でも先輩は絶対だから「君は飲まずに俺に飲ませろ」って言うんですよ。貴方ならどうします?
もちろん、僕は同じだけ楽しみました。

ちゃりんこににけつ?

「ちゃんりんこに2ケツ」していて転んで大ケガをしたと可愛い女子学生が言っていた。「ちゃんりんこに2ケツ」とは、つまり自転車に二人乗りと言う意味である。
昔、シャープの研究所長として新設研究所の設計図の説明を受けていた時、建設会社の人から「女性トイレは4ケツにしようと思いますが、5ケツ要りますか?」と言われたことがある。「5ケツ? 表現が悪いねー!」と想像力を働かせて驚いたら、「ケツは穴です。お尻のケツではありません」と教えられたことがある。そりゃそうだろうよ。
しかし、女子高生の2ケツは自転車に乗っている二つのお尻のことでしょうね。
もう相当以前からTシャツやパンツといった衣類は当然ながら、日本語のユニセックス化が進んでいる。
僕が始めて経験したのは女子高に通う従妹の体育会に家族で行った時だから40年も前である。女子高生たちが「おーい、お前ー」と呼び合っているのを聞いてゾッとしたのが最初の経験だ。
考えてみれば日本語のように男性語と女性語の区別のある言語は世界でも少ないだろう。アメリカでは美しい女性が平然とビックマックにかぶりつきながらguysを連発しているが、日本の女性たちにも遅まきながら超スピードで後を追いかけている人たちがいる。満員電車の化粧は言い尽くされたが、しかし、言い尽しても言い尽くしてもやっぱり「馬鹿!」と心の中で叫んでいるのだが、一方、綺麗に化粧を済ませた女性が朝の満員電車でサンドイッチやおにぎりに文字通りカブリ付いている。

2008年7月14日月曜日

こんなのアンフェア-だよ!

最近はネットからいろいろ簡単に購入できたり予約できたりと便利なことはこの上もない。しかし、一旦申し込んだ予約をキャンセルする仕組みが組み込まれていないサイトがあって困り果てることがある。こんなのはフェアじゃないですね。
おびき寄せて申し込むのはネットで便利にしておいてキャンセルしようにも仕組みを組み込まないのは意図的な悪意さえも感じられますね。
先日も、海外のレッキとした航空会社のサイトからのフライトの予約に際して、キャンセルポリシ-も確認して予約をしたのだが、その翌日、いろいろ検討の結果、別ルートがベターだと分かってキャンセルをしようとするとネットでは方法がない。
サービス窓口の電話番号だけは書いてあるので電話をしても、ずっと話し中で手の施しようもない。キャンセル成立が遅れるとクレジットで引かれたお金が返って来なくなるのだから電話がずっと話し中なのは悪意のある作戦ではないかとさえ思ってしまう。サイトをいろいろ調べて「All about us」をクリックし、「Contact us」から出てきたContact Formにキャンセル情報を書き込んで送信したところ翌日になって次のような返信が届いた:
Dear All,
Thank you for contacting us.
We would like to inform you that, indeed, there is no way to amend or cancel a booking through our website, but only through our Call Center department which operates daily 0700-2300 local time or by mail at this address.
このように申し込みはネットで簡単だがキャンセルを難しく仕組んであることを自分たちで認めているではないか。しかも電話はやっぱりずっと話し中だった。
最終的には返信メールアドレスにメールして、やっとのことでキャンセルは出来たのだがレッキとした航空会社のHPでもこの様である。意図的にキャンセルを不便にしてあると考えざるを得ない。
会員申し込みでもそうですよ。軽い気持ちで一旦会員になると退会するのがとっても難しいサイトは山とある。携帯電話のサイトもその典型が多いですね。
こういうことも消費者が声を出して見張らないとダメですね。