赤坂の大評判のパン屋さんの階上にあるカフェというのかレストランなのか、とにかく、あのロマネコンティを一杯3万円で飲ませると言う。
一杯3万円じゃなかなか売れなくれ、飲み残しが大問題じゃないですか?と野暮な質問をすると、「大体1週間で一本開きますから」と平然としたものだ。技術的には1年間は質が低下しない工夫が出来ていると胸を張る。
ロマネコンティと言うと面白い経験がある。インテル時代に上場で大金持ちになった人が「西岡さん、ロマネコンティを飲みにおいで」とオフィスに誘って頂いたので、高校の先輩の有名N教授と二人で飲みに行った。
素晴らしいオフィスで彼が振る舞ってくれたのがロマネコンティのプレミアム物(ワインの分からぬ当方は年代も憶えていない)とそれよりはちょっと若いのとオーパスワンの3本でビンテージや詳細は何にも憶えていないが、オークションで競り落とした値段が計200万円だったそうな。
ワインの分からぬ僕でも「とにかく、美味しい」ことは分かりました。ところがN教授は大のワイン通で、「旨い! 西岡君、君はワインが分からんと言ってたね。これ勿体ないから飲むな」だって。一年でも先輩は絶対だから「君は飲まずに俺に飲ませろ」って言うんですよ。貴方ならどうします?
もちろん、僕は同じだけ楽しみました。
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