2008年7月31日木曜日

ちゃりんこににけつ?

「ちゃんりんこに2ケツ」していて転んで大ケガをしたと可愛い女子学生が言っていた。「ちゃんりんこに2ケツ」とは、つまり自転車に二人乗りと言う意味である。
昔、シャープの研究所長として新設研究所の設計図の説明を受けていた時、建設会社の人から「女性トイレは4ケツにしようと思いますが、5ケツ要りますか?」と言われたことがある。「5ケツ? 表現が悪いねー!」と想像力を働かせて驚いたら、「ケツは穴です。お尻のケツではありません」と教えられたことがある。そりゃそうだろうよ。
しかし、女子高生の2ケツは自転車に乗っている二つのお尻のことでしょうね。
もう相当以前からTシャツやパンツといった衣類は当然ながら、日本語のユニセックス化が進んでいる。
僕が始めて経験したのは女子高に通う従妹の体育会に家族で行った時だから40年も前である。女子高生たちが「おーい、お前ー」と呼び合っているのを聞いてゾッとしたのが最初の経験だ。
考えてみれば日本語のように男性語と女性語の区別のある言語は世界でも少ないだろう。アメリカでは美しい女性が平然とビックマックにかぶりつきながらguysを連発しているが、日本の女性たちにも遅まきながら超スピードで後を追いかけている人たちがいる。満員電車の化粧は言い尽くされたが、しかし、言い尽しても言い尽くしてもやっぱり「馬鹿!」と心の中で叫んでいるのだが、一方、綺麗に化粧を済ませた女性が朝の満員電車でサンドイッチやおにぎりに文字通りカブリ付いている。

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